最近は、スマホをお子さんに使わせていたり、スマホを持たせているご家庭も多いのではないでしょうか?

スマホは、YoutubeやSNSなどいろいろなアプリを楽しむことができますが、実はプログラミングも学ぶことができるんです!

今回は、そんなプログラミング学習もできるおすすめのスマホアプリ7選と、パソコンやタブレットで遊べるアプリもご紹介していきます!

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化され、関心が高まってきているプログラミングを、スマホを使ってお子さんと学んでみてはいかがでしょうか?

2020年から小学校でプログラミングが必修化

2020年から学習指導要領が新しくなり、小学校でのプログラミング教育が始まります。

まずは、どんな教育になるのか見ていきましょう。

算数などの授業や、授業外時間でプログラミングをする

小学校でのプログラミング教育ですが、算数や理科などの教科の時間にプログラミングが取り入れられ、授業の中でプログラミングを学んでいきます。

なので、「プログラミング」という教科が新しくできるわけではありません。

どんな授業になるかというと、例えば文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引」 (第二版) では、

  • 算数:プログラミングを通して正多角形の意味を理解し作図する
  • 理科:電気の性質や働きを利用した道具があることを学習する

など、既存の教科の内容にプラスしてプログラミングが入ってきます

また、自治体や学校によっては、授業時間外にも時間を作って、プログラミング教育を実施することもあります。

そのため、お子さんが通われる学校のプログラミング教育の方針を、ぜひ確認してみてください!

そのほかにも、確認や準備しておきたいことを以下のページでまとめております!

なぜプログラミング教育が始まるの?目的は?

プログラミング教育の目的や狙いは、以下の3つが文部科学省から示されています。

  • 論理的思考力(プログラミング的思考)の育成
  • 情報を活用するための知識や能力の習得
  • プログラミングを通じて、各教科の学びを深める

小学校のプログラミング教育は、プログラマーを育てることが目的ではありません。

では、何が目的かというと、プログラミングを通じて、論理的思考力(プログラミング的思考)を鍛えたり、パソコンやタブレットを使って情報収集したり、情報同士を組み合わせて答えを導いたりする力を付けていくことが期待されています。

また、これまでの教科の内容をプログラミングを通じて、分かりやすく理解していくことも目指しています。

なので、いろいろなプログラミングの技術をつけなければいけないと不安に思うことなく、まずは、プログラミングに慣れていくことから実践していくと良いと思います!

もっと詳しく知りたい方は、プログラミング教育の目的や狙いを、以下で紹介中です!

スマホアプリでプログラミングを学べるの?

プログラミングというと、パソコンでカタカタとキーボードを打っているイメージがあるかと思います。

でも、スマホでもプログラミングをすることができるんです!

特に、ビジュアルプログラミングと言われるプログラミングでは、ブロックを組み合わせて視覚的にプログラムを作ることができ、スマホのような小さい画面でもプログラミングが可能です。

さらに、小学校のプログラミング教育の目的の一つである「プログラミング的思考」は、スマホのプログラミングアプリ(パズルゲームなど)の問題を解いていくことで鍛えていくこともできます。

そして、アプリによってはプログラミングの基本的な考え方も学んでいくことができるので、いろいろなアプリを使って、良さそうなアプリを探してみるのも面白いですよ!

【小学生向け】おすすめスマホアプリ7選!プログラミング体験をしよう!

それでは、小学生にもおすすめのスマホアプリ7選をご紹介していきます。

もし気になるのがあれば、お子さんのプログラミング教育として使ってみてはいかがでしょうか?

おすすめアプリ① はじめてのプログラミング

はじめてのプログラミング」は、上下左右の矢印を組み合わせて、イヌをゴールさせるゲームです。

上下左右の矢印を順番に入力して、実行するとイヌが移動して、ゴール(扉)に向かっていきます。

矢印ボタンのサイズは大きめなので、スマホでの操作は簡単です。

最初の方のステージは簡単なものもありますが、ステージを進むにつれて徐々に難しくなっていきます。

ステージは80ステージまであるので、どこまで進められるか挑戦すると面白いかもしれません。

2020年現在は、iphone版で出ています。

iPhoneアプリは、こちらから!

おすすめアプリ② こどもプログラミング-遊ぶ知育シリーズ-

こどもプログラミング-遊べる知育シリーズ-」は、矢印を組み合わせてスタートボタンを押し、ゴールを目指すゲームです。

矢印をタップしてコマンドエリアに移動しスタートすると、ロボットが移動し始めます。

矢印を組み合わせることで、パズルゲームのようにプログラミング体験ができます。

また、ステージのレベルが上がると、コマンドエリア以外にもファンクションエリアというものも出てきて、コマンドの組み合わせが難しくなっていきます。

なお、無料でできるステージの数が8つのため、もっと遊びたいときは有料になります。

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おすすめアプリ③ プログラミングゼミ

プログラミングゼミ」は、ビジュアルプログラミングという方法で、ブロックを組み合わせてプログラミングをしていくことで、自分だけのオリジナル作品を作ることができます。

自分で描いた絵を取り込んで動かしたり、作った作品を他の友達とシェアできたり、いろいろな楽しみ方で遊ぶことができます

使い方のチュートリアルやヒントの動画もあるので、初めてでも自分で学んでいくことができます。

また、プログラミング教育という点でも、公立小学校の授業で実際に子どもたちや先生から感想を聞いて、このアプリが作られているのもポイントです!

そして、アプリの使用時間や作品のシェア機能も親御さんが管理できるので、安心してお子さんに利用させることができます。

なお、スマホ画面だと操作するには少しせまいので、タブレットがあればそれを使うのもおすすめです。

iPhoneアプリは、こちらから!

Androidアプリは、こちらから!

おすすめアプリ④ GLICODE(グリコ―ド)

GLICODE(グリコ―ド)」は、グリコが開発したアプリです。

実際にお菓子のポッキーを並べて、プログラミングをすることができます。

ポッキーの並べ方で、基本的なプログラミングの考え方(繰り返しや場合分けなど)を学んでいくことができます。

さらに、基本的なステージに加えて、授業用のコースもあります。実際の学校の先生たちの協力で作られたステージで、プログラミングを学ぶこともできます。

このアプリですが、総務省が推進している「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」にも選ばれて、小学校低学年を対象にしたプログラミング授業でも使われました。

こちらのアプリでプログラミングを学んだ後は、ポッキーを食べられるので一石二鳥です!

iPhoneアプリは、こちらから!

Androidアプリは、こちらから!

おすすめアプリ⑤ Digital Puppet(デジタルパペット)

Digital Puppet」は、パペットの動作のブロックを組み合わせて、敵を倒していくゲームです。

白いパペットの動きを入力していき、赤いパペットを倒すまでの動きをプログラミングしていきます。

ステージは80(全ステージ無料)あり、難易度もクリアすることに上がっていくので、ゲームとしても楽しむことができます。

シンプルで洗練されたデザインのアプリで、プログラミングを体験してみてはいかがでしょうか?

iPhoneアプリは、こちらから!

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おすすめアプリ⑥ GPリーグプログラミングコロシアム

GPリーグプログラミングコロシアム」は、動作の書かれたブロックを組み合わせて、キャラクターを動かして、ゴールを目指すゲームです。

基本的な動作の組み合わせや、ループなどの考え方を使って、ゴールを目指します。

いくつブロックを使ったらよいかの目標数と、実際に使った数を比較できるので、効率的なプログラミングに挑戦できます。

ただ、正解やヒントが付いていないので、答えにつまってしまうと難しく感じてしまうかもしれません。

iPhoneアプリは、こちらから!

Androidアプリは、こちらから!

おすすめアプリ⑦ Lightbot

LightBot」は、ロボットの動作を組み合わせていって、ステージをクリアしていきます。

矢印や、右回り・左回りの動作を組み合わせてプログラミングしていくことができます。

シンプルで、直感的に遊ぶことができるデザインも魅力的です。

アプリのデフォルト言語は、英語ですが、日本語にも変更できるので、お子さんと一緒に利用してみてはいかがでしょうか?

こちらのアプリは無料版ですが、有料版では、さらにたくさんのステージで遊ぶことができます。

iPhoneアプリは、こちらから!

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【小学生向け】パソコンやタブレットでもプログラミングしてみよう

ここまで、プログラミングができるプログラミングアプリをご紹介してきましたが、パソコンやタブレット向けのアプリも紹介していきたいと思います!

パソコンやタブレットは画面が広く、キーボード入力が必要なアプリや、少し複雑なプログラミングをしたいときに便利です。

描いた絵を動かせる「Viscuit(ビスケット)」

Viscuit(ビスケット)」は、自分で絵を描いて、動かすことができるビジュアルプログラミングアプリです。

お子さんの自由な発想で、キャラクターや模様を動かしていくことができ、お絵かき感覚でプログラミングを楽しむことができます。

また、文字を使わないので、小学校低学年のお子さんでも使うことができます。

公式サイト(こちら)では、使い方もみることができるので、すぐ使い始められます!

自分の好きな作品を作れる!「Scratch(スクラッチ)」

Scratch(スクラッチ)」は、色々なキャラクターを使いながら、”動作”のブロックを組み合わせて、自分の好きな作品を作ることができます。

ビジュアルプログラミングで、視覚的にプログラミングをしていくことができるので、小学生も楽しくプログラミング学習ができます。

また、世界中のユーザの作品を遊ぶことができるので、他の人の作品を見るだけでも、プログラミングでこんなゲームが作れるんだという気付きにもなります!

教育用のプログラミングアプリとしても有名で、小学校のプログラミング教育の授業でも用いられると思いますので、ぜひ試しに使ってみてはいかがでしょうか?

公式サイトは、こちらから!

まとめ:スマホアプリで楽しくプログラミング体験!

今回は、おすすめのプログラミングアプリ7選をご紹介してきました。

スマホでゲームをしながら、プログラミングを学ぶことができるので、ちょっとした時間でも簡単に始めることができます。

なかなかプログラミングをする機会がない、パソコンやタブレットがそもそもないというご家庭でもスマホがあればプログラミング体験ができるので、ぜひお気に入りのアプリを見つけて遊んでみましょう!