親子で土日をどう過ごそうか悩んだことはありませんか?
ついつい何もしないままあっという間に土日が終わっていたという経験もあるのではないでしょうか?
そこで、今回は土日に参加できるおすすめのプログラミングイベントを紹介していきます。
ここで紹介するイベントは、プログラミング教室開催のイベントではなく、科学館などの公共施設での開催イベントになっています。
そのため、親子で安心して体験会に参加することができます。
お休みの日に何かしたいと思ったら、プログラミングイベントに参加して、プログラミング体験を楽しんでみてはいかがでしょうか!
目次
今、小学生向けプログラミングイベントが盛り上がっている
小学校での2020年からの新学習指導要領の改訂と、プログラミング教育必修化に伴って、子ども向けのプログラミングができるイベントが増えています。
プログラミング初心者向けや、ロボット制作など多くの種類のプログラミングのイベントがあり、子どものレベルや興味に合わせて参加することができます。
イベントでは、プログラミングに必要な機材や教材など、プログラミングができる環境がそろっているため、プログラミングをさわったことがなくても安心してプログラミング体験できます。
また、ロボットなどの制作した作品を持って帰ることができるイベントは、家に帰った後も遊べたりするのでお子さんのおもちゃにもなります!
【小学生向け】プログラミングイベントの種類
小学生向けのプログラミングイベントと言っても、多くのイベントが開催されています。
そこで、プログラミングイベントを以下の3つの種類に分けて解説していきます!
- プログラミング体験講座
- ゲーム制作イベント
- ロボット制作イベント
プログラミング体験講座
文字通り「プログラミング体験」ができるイベントです。
主にプログラミングに触れたことがない小学生が対象のイベントが多いです。
コンピュータの使い方やプログラミングの基本知識について解説があったり、実際にコンピュータを使って、簡単なゲーム作成やプログラムの実行をしていきます。
このように基本的な解説から、実際にプログラムの実行まで一通りやってくれるイベントでは、効率的にプログラミングについて学ぶことができます
そのため「プログラミングってどんなことするの?」、「プログラミングは少し興味があるけど、さわったことがない」といった親御さんやお子さんにおすすめのイベントです。
また、プログラミング教室・プログラミングスクールでも「無料プログラミング体験」として実施されていることも多いため、お近くのプログラミング教室でも実施されているか確認することができます。
ゲーム制作イベント
イベントを通じて、ゲームを作成し、それで実際に遊んでみるといった体験ができます。
色々なレベルのプログラミングイベントがあり、対象学年は小学生1年生~6年生まで様々です。
作成できるゲームも様々で、画面上のキャラクターを動かす簡単なアプリや、シューティングゲーム、パズルゲーム、シミュレーションゲームなどイベントの内容があります。
そのため、お子さんのレベルや興味に合わせて参加してみると良いと思います!
また、イベントで使用しているプログラミングソフトが、インターネット上でも利用できるもの(例えば、Scratch【スクラッチ】など)であれば、ご自宅に帰っても、プログラミングを行うことができるため、そのようなイベント参加もおすすめです。
ロボット制作イベント
このイベントでは、ロボットを作成し、実際に動かす体験ができます。
主には、小学生3年生~6年生の対象のイベントになります。
センサーやモータを組み合わせてロボットを作成し、さらにプログラミングを行って、ロボットを動かしていきます。
センサーなどの機器や、プログラミングに必要なパソコン・タブレットは、イベント会場に準備されていることが多いため、手ぶらで参加できるのが魅力的です。
また、自分でロボットを組み立て、それを動かすことができるため、プログラミング体験だけではなく、「ものづくり」の楽しさも一緒に体験できるのが特徴です。
【土日・東京/神奈川開催】おすすめのプログラミングイベント3選
それでは、おすすめのプログラミングイベントを3つ紹介していきたいと思います!
お手頃に参加できるよう、以下の4つの特徴のイベントをご紹介しています。
- 日程:土曜日か日曜日開催
- 場所:東京/神奈川開催
- 価格:無料~1500円ほどの価格帯
- 公共施設など安心して、気軽に参加できる環境
おすすめプログラミングイベント① 科学技術館 キッズプログラミング倶楽部
東京の九段下駅近くの科学技術館では、小学生中学生を対象に「キッズプログラミング倶楽部」を開催しています。
特徴をまとめてみました。
- 日程:第1、第3、第4日曜日に開催
- 定員:各講座16人まで
- 価格:一講座当たり1500円
科学技術館 おすすめポイント
【レベル別でクラスが分かれている】
参加する子どものレベルに合わせて4つのクラスがあります。
・体験クラス
プログラミングを初めてさわる、まだよくわからなくて不安、というお子さんが対象です。
プログラミングを体験できる3種類のテーマが用意されており、どれか1テーマに参加すれば、次の「初級クラス」に進むことができます。
もちろん、ほかの2テーマにも参加することができます。
・初級クラス
体験クラスに参加したことがあるお子さんや、何度かプログラミングを経験したことがあるお子さんが対象です。
Scratch(スクラッチ)というプログラミング言語で、ゲーム作成の基本を学んでいきます。
ルーレットゲームやカーレース、もぐらたたきなど7つのテーマが用意されています。
・応用クラス
プログラミングの経験をある程度したお子さんが対象です。
初級クラスより複雑なゲームやシミュレーションといったテーマにチャレンジできます。
テーマは毎月変わるので、定期的にイベント内容をチェックしてみるとおすすめです。
・特別クラス
応用クラスより難しい課題に挑戦するクラスです。
例えば、Python(パイソン)といったテキスト言語で、キーボード入力でプログラミングをして、ゲーム制作などを行います。
【空席があれば、親子で参加可能】
当日席に余裕があれば、保護者の方も同じ受講料で参加することができます。
親子でプログラミングを体験する良い機会になると思います。
また、公式サイトでは、どんなゲームを作れるか紹介しています。
これまでの受講者の作品を見たり、遊んだりすることができるので、参考にしてみてはいかがでしょうか?
おすすめのプログラミングイベント② TEPIA 先端技術館
東京の外苑前駅近くのTEPIA 先端技術館では、小中高生を対象に「プログラミング体験エリア」を展示しており、プログラミングに触れることができます。
特徴をまとめてみました。
- 日程:TEPIA開館日による(月曜休館)
- 定員:なし
- 価格:無料
TEPIA 先端技術館 おすすめポイント
【様々なレベルのプログラミング教材を体験できる】
プログラミングを初めて触れる子ども向けに20か所もの体験エリアが用意されています。
各エリアでは、小学校低学年から高学年まで楽しめる難易度別のプログラミング教材があり、設定された課題に取り組むことができます。
例えば、球体ロボットを動かしたり、プログラミングでドローンを操作できるエリアがあり、プログラミングを楽しく体験することができます。
事前の予約も不要で、自由に体験することができます(当日の混み具合で待つ場合があり)
【ロボット制作できるプログラミング教室も開催】
上記の体験エリア以外にも、TEPIAでは「ロボットプログラミング教室」が月1回ほど開催されています。(事前予約制で定員8名ほど)
センサーなどを使ったロボットプログラミングをすることができ、線の上を走る車など作成することができます。
また、参加費は無料なので、気軽に参加することができます。
おすすめのプログラミングイベント③ はまぎん こども宇宙科学館
神奈川県横浜市の洋光台駅近くのはまぎん こども宇宙科学館では、小学生を対象に「洋光台サイエンスクラブ」を主催しています。
サイエンスクラブでは、ロボット&プログラミング教室が開催されており、ロボット制作体験をすることができます。
特徴をまとめてみました。
- 日程:土日に開催(カレンダーをチェック)
- 定員:各講座8~10人程度
- 価格:1000円
はまぎん こども宇宙科学館 おすすめポイント
【子どもの学年に合わせた教室が用意されている】
小学校低学年のお子さんには、身近な「レゴブロック」を使ったロボット制作などで、プログラミングを体験することができます。
小学校中~高学年のお子さんは、センサーやプログラミングを組み合わせてロボットにダンスをさせたり、温度センサーが付いたコンピュータを作成することができます。
【親子教室で、子どもと一緒に参加できる】
小学校低学年向けのイベントでは、親子で参加できるものもあります。
ロボットの組み立てやプログラミングなど、親子で共同でロボットを作って楽しむことができます。
週末は小学生向けの”プログラミング体験”を楽しんじゃおう!
ご紹介したプログラミングイベントは、いずれも1000円以下で参加でき、公共施設で行っているので、安心して親子でプログラミング体験することができます。
2020年から始まる小学校でのプログラミング教育の目的は、コンピュータの基礎やプログラミングの考え方(プログラミング的思考)を育むものです。
つまり、専門的なプログラミングスキルを付けることが目的ではありません。
なので、プログラミングを難しいものと考えず、まずはこのようなプログラミングイベントを通じて、プログラミング体験をしてみてはいかがでしょうか?