2020年からの小学校でのプログラミング教育必修化に伴って、プログラミングへの関心が高まっています。
そして、教育用のプログラミング言語として人気があるのが、スクラッチ(Scratch)で、色々なゲームや作品を作ることができます。
でも、ゲーム作りだけでなく、プログラミングの基本や考え方も学んでみたいというお子さんや、学ばせたいという親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、学びプラスでは「スクラッチで学ぶプログラミング」シリーズを公開中です!
今回は、スクラッチを使って、座標の考え方をマスターしていきたいと思います。座標は、キャラクターを動かしたり、障害物を置いたりとゲームを作る時にも欠かせない考え方なので、ぜひ覚えていきましょう!
目次
【スクラッチ】座標(ざひょう)って何?
「座標(ざひょう)」とは、「位置」のことです。
なので、スクラッチで、スプライト(キャラクターのこと)の座標を決めるということは、位置を決めるということです。
座標を決めたり、変えたりすることで、スプライトの位置が決まり、移動させたりすることができるようになります。
スクラッチの座標には、x座標とy座標がある
スクラッチで使うことができる座標には、「x座標(エックス座標)」と「y座標(ワイ座標)」があります。
この「x座標」と「y座標」を組み合わせることで、キャラクターの位置が決まります。
そして
「x座標」は、左右の位置
「y座標」は、上下の位置
のことです。
図で描くと下の絵のような感じです。
左右に描かれているオレンジ色の横線が、x座標を表し、
上下に描かれている青色のたて線が、y座標を表しています。
では、 「x座標」と「y座標」 についてそれぞれ詳しく見ていきたいと思います。
【スクラッチの座標】x座標は、左右の位置
まずは、x座標から解説していきます!
x座標は、「左右の位置」のことでした。
例えば、ネコが画面の右上にいますが、左右の位置で見ると、右に”100”の位置にいます。
つまり、このネコのx座標は、100 になります。
では、違う位置でも見てみましょう。
左右の位置で、0 の位置にいるので、x座標は0です。
また、次の図では、左右の位置で -100(マイナス100)にいるので、x座標は -100となります。
【スクラッチの座標】y座標は、上下の位置
では、次にy座標について見ていきましょう。
y座標は、「上下の位置」のことでした。
またネコが右上にいますが、上下の位置は、”100”にいます。
なので、y座標は 100 となります。
次の図では、上下の位置は 0 なので、y座標は 0 になります。
そして、次の図では、上下の位置は -100 なので、y座標は -100 になります。
【スクラッチの座標】x座標とy座標で、位置を表そう
x座標とy座標を合わせることで、スプライトの位置を表すことができます。
この図では、 ネコの座標は、「x座標は 100、y座標は 100」になります。
このように座標は、x座標とy座標を合わせて表します。
【スクラッチ】好きな座標にスプライトを移動させよう
スクラッチでは、座標を好きな値に設定して、スプライトの位置を変えることができます。
「動き」から、x座標を()、 y座標を()にする ブロックを選択して、x座標を 200、y座標を -100にします。
このブロックをクリックすると、ネコの座標が「x座標が200、y座標が -100」になります。
座標が移動していくゲームで「座標」を理解しよう!
今回の「座標」の考え方をマスターするために、ゲームで座標を見ていきましょう!
今回作成したのは、このようなゲームです。
バスケットボールが移動し、座標が変化します。
そして動きが止まったところで、x座標とy座標を表示します。
プログラムの中身は以下になります。
このゲームを見て、バスケットボールの動いた位置が、自分の思った「座標」になっているか確認しましょう!
まとめ:座標を使って、スプライトを動かそう!
今回は、「座標」の考え方を解説してきました。
座標はスプライトの位置を表すことができたり、座標を変化させることでスプライトを動かすことができます。
ゲーム作りの際にも、座標を意識してすると、思った通りの位置にスプライトを動かすことができるようになると思います!
ぜひ、スクラッチで座標の考え方と使い方に慣れていきましょう!